苦しい時ほど、目の前の小さな事に目を向けて過ごす。
今日は、雨
昔し、私は雨の日が好きで本当にホッとしたのです。
自営で忙しかったし、姑さんが厳しかったので
晴れていると庭をウロウロ、事務所をウロウロして用事を言いつけられる
そんな視線が、とても堪えられなくて
ザーザー雨の日が好きでした。
ザーザー雨なのに、窓から見えるアリの行列を見ていると
たまに自分の身体よりも大きな
モノをヨロヨロしながら運んでいるアリがいて
「すげーな~。アリ!!!」って少しの時間夢中になれました。
時々、意地悪して行列を邪魔するように石を置いてみたり
ボーっと、アリを見ているのが好きでした。
軒先の燕の巣をボーっと眺めたりしていた時もありました。
思う様に生きれない時
凄い事が出来なくても、、役に立てなくても、どうしょうもなく毒めいた自分でも、迷惑を掛けている自分でも
一日を過ごす
不安や焦り、損得を一旦棚上げして
30分過ごす。
1時間過ごす。
半日、過ごす。
一日を何とか過ごす。
苦しい時に、目に入る雲の流れや虫や鳥は
私の気持ちを和らげてくれました。
その時は、本当に苦しかったから
そこから抜け出せない気がしていたけれど
一生の内の一部分だと思うのです、
だから、声に出して言ってみるのです。
「一生の内の一部分」
苦しいけれど一日一日を過ごす。
そんな日々の中で
少し、元気になるのと同時に
見える物の視野が広がって来るから不思議です。
自分の性格や境遇、立場や役割
様々な人間関係の中では
必ず
説明不可能で、理解不能の領域も沢山あるのです。
そこは敢えてそっとして
気持ちがいっぱいで苦しくなったら
気持ちを漏らしに来てください。
カウンセリングルーム雅流望(ミナミ)