【嫌なことが、なかなか忘れられない方へ】
嫌な事があると
何度も何度もそれを思い出して
苦しくなります。
もう忘れたいのに
忘れられず苦しんでいる人、案外沢山いらっしゃいます。
それが、何年も前の事だとしても
リアルに思い出すのです。
その時の光景や
誰かに何か言われた一言一句
その時に感じた自分の感情など
詳細に覚えていて
そんなことを何度も思い出して考えている自分が
苦しくなってしまうのです。
忘れたいのに・・・・・
忘れられない・・・・・
忘れたいと思っている
ことがらにもよりますが
例えば、誰かに嫌な事を言われたとします。
忘れられない時に
私があなたに魔法をかけて
忘れたい部分を
消してしまうとします。
だから、あなたを傷つけた人と
何も無かった様に
仲良くなれます。
楽しく愉快になれるとしたら
ただただ嬉しいですか～？
そこから、明るく元気になれますか～？
ここが、ポイントです。
「その部分だけ消されても
あれもそうだし、これもこうだし
これだけじゃなく・・・・」
もし、こんな風にモヤモヤとした気持ちがあるとしたら
嫌な事に対して
もう少し深い奥の奥から
あなたは、怒っています。
傷つけられて悲しんでいます。
許せずにいます。
だから
忘れたくないのです。
忘れてしまったら
こんなに傷ついた自分が
そのまま惨めになって癒させないとか
忘れてしまったら
今まで苦しんだ自分が報われない気がする
忘れてしまったら
何かに復讐出来ないのです。
忘れないでいる事で
どこかで憎み続けてきた気持ちが守られるのではないでしょうか？
だって
本当に理不尽で辛い思いをしたのですから
しかたありません
どんなあなたも、自分を守るために
忘れないでいるのです。
自分を守っている
だから、それでいいのです。
どんなあなたも精一杯に生きているのだから。
でも、
ずっと忘れられずに
憎んだり、恨んだり、落ち込んだりする自分から
本当に抜け出したい時がきたら
ちょっと
勇気のいる事ですが
話して＝放して＝離してみてください
自分の中に秘めているから
辛くなるのです。
怒ってもいい、泣いてもいい、毒を吐いて叫んでもいいのです。
自分を解放してみてください。
自分に許可を出してみてください
怖いかもしれません、でも大丈夫です。
先ず、自分を許す
どんなあなたも大丈夫なのです。
憎んでいる事も、怒っている事も、悔しかったことも
１人で泣いていたあなたも
どんなあなたにも寄り添います。
カウンセリングルーム雅流望(ミナミ)
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