【感情体感 ストーリーセラピー2024.3.20 ご報告】
先日、感情体感 ストーリーセラピーが、燕市吉田産業会館で行なわれました。
今回のグループセラピーは、顔出し録画撮影の許可を得ての開催でした。
ご参加・ご協力いただきました皆さま心から感謝いたします。
感情体感 ストーリーセラピーでは、当日どんなことが起こるのか
全く予測が付きません。
なぜなら、その場でカードで選ばれた方が、
主役になり、その日どんな事を話されるのか分からないからです。
そんな中で、今回のクライアントさんは、2名でした。
お一人は、45歳で全く未経験の分野に再就職をして、0から1を作る事の難しさ これをどのように乗り越えていけば良いのか分からない。と言う相談でした。
以前の会社は、18年間務めてきてお給料もそれなりに頂けて
結婚、マイホーム、子どもが生まれ順調にやってきた。
だからこそ
この幸せを守るために決めた決断 「45歳の再就職」
全く未経験の職場で0からの苦労が、これほどまでに苦しい事だとは想像もできなかった。
「こんなことも分からないのですか?」「そのくらい自分で考えなさい!」「こんなことは当たり前でしょ?」と言われ落ち込む日々
大切なモノを守る為にどこまで耐えられるのか?という
そんなご相談でした。
本来のご自分は、もっと気楽に人とコミュニケーションが取れて
友達とスポーツを楽しんだりできたのに、、
今は、そんな氣力も失われて寝ても覚めても仕事の事がぐるぐるとして何も楽しめない。
いったい これから どうして行ったら良いのか途方に暮れる。
ワークでは、現在の状況を通過点と考えました。
どんな仕事をしても、どんな生き方をしても、誰もが最後には臨終の時を迎えます。
今の仕事を辞めて、他の仕事に就いても死ぬ時が来ます。
家を手放し離婚して一人で暮らしても死ぬ時が来ます。
【あなたが死を迎える時に どんな人が自分の死を惜しみ どんな言葉を掛けて どんな想いでこの世を去れたら、「あぁ~生きてきてよかった。」と思えるのか?】
それを、ワークしました。
恋愛をして、子どもが授かって、「こんなにも可愛いと思える存在がこの世にいるのか」と思えた命を
必死に守ろうと努力したなら 死ぬ時は、「あぁ~~~生きていて 出会って 」良かったと
心から思えると思うのです。
その、現在が「通過点」になります。
思い切って仕事を辞めても 苦しい中で仕事を続けても どんな決断もありますが
どう生きたら「感無量の最終ゴール」に辿り着けるのか?
ワークが終わった時に
クライアントさんが言った言葉は
「もう少し頑張ってみたい!」
「まだやれる事がありそうな気がした!」
「影ながら応援してくれている人の存在の大きさに気がつけた!」
「あきらめない!」でした。
表情が明るくなり笑顔が観れました。
そんな感情体感ストーリーセラピーの録画を編集しています。
動画ができましたら、限定公開ですがご案内したいと思います。