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【2022.10月こころ講座テーマ「コミュニケーション」】

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毎月11日は、こころ講座です。
10月のテーマは「コミュニケーション」でした
内容は、会話と感情のキャッチボール
    非言語から伝わるもの
    コミュニケーションキャッチボール
    嫌いな人と好きな人を嗅ぎ分ける

昼の部4名様 

夜の部5名様

ご参加いただきありがとうございました。

コミュニケーションはキャッチボールに似ています。

笑顔で片手をあげて「おはよう~」と軽い声で言われたら「おはよ~」と笑顔で片手をあげて返す
のは、自然な流れです。
静かに微笑みながら、軽く会釈するように「おはようございます」と心の中で言われたら 同じように返す。
これは、自然な形で良好なコミュニケーションのキャッチボールができていると言えるのではないでしょうか
しかし、相手が朝、顔を見たのに 見ない振りしてそっぽを向いてあいさつもせずに 目をそらしたら
あれぇ~ なにかあったんだろうか? あいさつしたのが良かったのか? 悪かったのか? と一瞬、
考えてしまう感覚を感じます。

心の中で「なんだろ~ 何かあったのかな~ やぁ~な感じ~ 機嫌悪いのかな~? 私、なにか悪い事をしたのかしら・・・」と いろいろな事を考えませんか? 

相手が言葉に出さなくても考えている事や感じている感覚や性格みたいなものが伝わって来ます。
それを「非言語」と言います。

例えば、コミュニケーションを「相互のキャッチボール」だとすると無視することや、黙っている事も非言語的なメッセージが入ったコミュニケーションと考えます。

「おはよう」と声を掛けて、相手が返事をしなければ、聞こえないのかな~?それとも無視しているのかな~?って、思うかもしれません。

この事を、コミュニケーションの要求として考えると、「おはよう」と、こっちが言ってんだから
「おはよう」って普通返して欲しい。

それが、返ってこない、、、、、、。。

これは、どーゆーーーー 意味だろうか?  聞こえたのか?  聞こえて無かったのか?
例えば、相手が聞こえていても応えたくないと言う気持ちを発している事がコミュニケーションになります。

だとしたら、今は、反応したくないんだな~と受け取ることです。
何か、悪い事をしたのかしら、、、とか 嫌われているのか?、あの人はいつもそうだから、、、、と考え始めるとコミュニケーションは難しくなります。
プロのカウンセラーであれば、共感しているつもりなのに信頼関係がうまく築けないなら、相手との共感の質と深さが違っているのかもしれません。
しかし、相手の言葉にならない非言語の想いもくみ取り共感、共有するなら、手放す⇒相手を信頼するレベルが問われる気がします。

それと同じように日常のコミュニケーションでも共感のレベルによってコミュニケーションが上手な人と
下手な人の差があるのかもしれません。だとしたら、見えない物を想像・信頼する事の大切さを痛感します。

自己肯定感が低いとコミュニケーションがおっくうになる
他人に嫌われることを恐れていると、人間関係が面倒くさいとか、辛いと思うことがあります。
他人から嫌われることが悪いことであるという意識が強く、嫌われないように無理して振る舞ってしまうのです。
しかし、人間関係において誰からも嫌われないことは不可能です。
「十人十色」という言葉があるように、人によって考えや好みは異なります。
あなたが合わないと感じる人がいるように、誰から合わないと思われることは決してめずらしいことではありません。
むしろ合わない人がいるのは当然なことであり、そこで自分がストレスを感じない距離を保ったり、付き合い方を考えたりすることが重要です。

自分に自信が無い時、またはストレスを感じるときは、それを受け入れ自分を肯定していく事が大事です。
「私は、今疲れているんだ~無理に人に合わせる必要はないよな~ また元気になったら 誘ってもらいたいな~」と思ったら、そこをそのままコミュニケーションします。   
              
「誘ってくれてありがとう、でも今、私疲れているんだ~だからまた元気になったら誘ってもらえませんか?」と、
そうしたら、自分も無理する必要が無いし、嘘ついたり誤魔化す必要もありません。
相手も、そうか~。今は、疲れているんだなって納得します。(⇐信頼)

黙っている非言語を想像するときに、自己肯定感の低さや過去の経験やトラウマなどの個々の捉え方が
勝手に加わって誤解や亀裂を生み なぜか人間関係を悪化させます。

そのためにも先ずは、自分を知る事が大事です。(今は、疲れている。今は、やりたくない。今は、会いたくない。今ならできる。今ここの自分との対話 そして受容)⇒自分自身ともコミュニケーションキャッチボール

ケンカっ早い自分がいたら、頑張って女神様の様になる事も重要ですが、ケンカっ早いスイッチが入りそうな相手を嗅ぎ分けて、「目を合わせない。近づかない。関わらない。」事も重要です。

私たちはついつい
『勝手に受け取り』
『勝手に思いを浮かべ』
『勝手に辛い感情を抱き』
『勝手に悲しい思い出をつくって誤解している』のかもしれないのです。
そんな勝手に湧いてくる感覚のままで、コミュニケーションの要求をしてしまったら
「なぜ、、こうしてくれないんだろう。」「なぜ、、あんな事をするんだろう」「なぜ、、応えてくれないんだろう」とコミュニケーションは、辛くなります。
そんな時は、距離を置いて、平穏さの中で自己肯定感を高めていく事が大切です。

近年HSPと言う言葉をよく耳にしませんか?
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。
自分がHSPじゃないかな~っと思う人は、人とのコミュニケーションが、苦手かもしれません
HSPの簡易診断テスト
当てはまるものには〇、そうでない場合は×、どちらとも言えない場合は△をつけてください。
但し△が多いと傾向が出にくくなる為、出来るだけ〇か×としてください。
                                        
1 人に何か言われると、そのことに捉われやすい
2 内向的だと思う。親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた
3 人の言動に傷つきやすい痛みにとても敏感である
4 人の表情に敏感である自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
他人の気分に左右される
5 大きな声を出されると苦痛だ。騒音に悩まされやすい
6 動揺しやすい。すぐにびっくりする(仰天する)
7 未来のことに不安になりやすい動揺するような状況を避けることを、普段の生活でも最優先している
8 人にものを頼むのが苦手だ
9 じっと見つめられると思わず目を逸らしてしまう。観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
10 心配性だ。ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
11 周囲が黙ってしまうと、自分のコミュニケーション能力が問題だと思ってしまう
12 断るのが苦手だ。一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
13 期待されると、期待に応えなければとあせってしまう、ちゃんとやらなきゃ、間違えないようにしなきゃと思って責任を重く感じて苦しくなる
14 音、または光や皮膚に対する刺激に敏感である明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
15 人に評価されないと自信が持てない、人が大丈夫だよとか良いよと言ってくれないと自分でそれが良いのかどうかが分からなくなる事が多い
16 本や漫画やテレビなどを見て、泣いてしまうことがよくある美術や音楽に深く心動かされる
17 ゆとりがない時が多い短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
18 自分が疲れたことに鈍感で、無理をしやすい忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
19 子どもっぽいところがある

〇は2点 △は1点 ×は0点として、合計点を出してください。
32点以上はHSPの傾向有り。26点以上は予備軍となります。

HSPの人の傾向として、話さなくても分かってくれる関係を求めたり、相手の方から自分の要求を察して欲しいと思うところがあります。
自分から要求したりする事は、相手の迷惑になると言う思いがあるからかもしれません。
人に迷惑を掛けることで嫌われるんじゃないかと思ってしまうのではないでしょうか

だから、我慢する⇒我慢は苦しくなる⇒苦しくなるから、強くなるために妄想する。
諦めるために空想する。

子供の頃から、自分がワガママを言わなければ、親を困らせる事が減る(無くなる)と考えていたのかもしれません。

しかし、モヤモヤした気持ちは、少しずつ溜まっていき無くなることはありません
苦しくて辛いことがあったら、「もう無理」「もう我慢出来ない」と伝える必要があります。

もしかしたら、言ってもムダだと思うかもしれません
急に言い返したり、声に出すことができないかもしれません

しかし、コミュニケーションの中で、応えない事もコミュニケーションの一つです。
「反応しない」ことは、安全に一人の空間を確保する行為の一つであると言う事を
自他共に心得てコミュニケーションして行きたいものです。

逃げるのではなく「反応しない選択をする」 逆に反応しない人がいたら「今は、反応したくないんだな」と受け入れます。

自分勝手な想像と解釈を入れないことが大事です。
自分を受け入れ、他人を受け入れるとコミュニケーションはとても楽になります。

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上記は、講座の資料の一部ですが
ワークとして、エアーキャッチボールをしました。

そして、自己肯定感をあげるために
否定的な言葉を
リフレーミングと言う手法で
肯定的な見方を皆で考えてみました。

例えば、「ひがみっぽい」なんて言葉も
リフレーミングすると

比較して見れるのが天才!とか
繊細な視点とか
事実を詳細に見れるとか
感動や感激が人間らしくて素敵とか
情動があって個性的とか

いろいろ考え出したら
面白くなって
めちゃめちゃ盛り上がりました。

こころ講座は、毎月11日です。
昼の部10:30~12:30
夜の部19:30~21:30です。
参加費1,000円
どなた様も男女問わずどなた様も
お気楽にご参加いただけます。

ご参加される時は、
人数把握のため当日でも大丈夫なのでご連絡ください。

開催日11月11日(金曜日)
開催時間昼の部10:30~12:30 夜の部19:30~21:30
参加費2,000円⇒1,000円
定員8名
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