今まで仲良くしていたのに突然裏切られたと
感じる時
えっ？
なぜ、そんな事をするの？
酷い
それは
それは
ショックで
何が原因なのか
記憶を辿っても意味が分からない
あれが悪かったのかなぁ？
これが悪かったのか？と
自分を責めた分
私だって
こんなにもやってあげたし
あんな事もやってあげたと
憎しみが湧いてくる
私も悪いかもしれないけど
私だけが悪い訳じゃ無い
私だけのせいじゃ無い
自分の罪悪感が大きければ大きいほど
相手を責めます。
私だけが悪い訳じゃない。
悲しいのか、怒っているのか分からなくなります。
あなたが、その人に
裏切られたと感じるのは当然かも知れません。
なんて酷い事をするのかと
怒っても仕方ない事かも知れません。
あなたの想いが通じなかった。
あなたの真心が踏みにじられた。
あなたが
こんなにも一生懸命にしてあげた事が
無下にされたのだから
憤慨しても仕方の無い事かも知れません。
相手は、あなたを傷付けたのですから
あなたに酷い事をしたのですから
あなたが怒るのは仕方の無い事かも知れません。
しかし
何故そこまで
あなたが怒らなければならないのか？
何故、あんなにも
仲良くしていたのに
こんなにも酷い目にあうのか？
何故だと思いますか？
それは
あなたにとって
その人が
どうでもいい人ではなかったのです。
大切な人だったのです。
記憶を辿ってください
たくさんの思い出があるのではないですか？
最初に出会った時のことを思い出してみてください。
一緒に行った場所
色々話した事
楽しかった思い出が
たくさんあるのではないですか？
嫌な事もあったけど
いい思い出が
あなたの記憶の中に沢山あるのです。
だからこそ
悲しくて 寂しくて
辛い
怒りは、寂しさやその奥にある愛を詰めた
フタなのです。
怒っていなければ
ビンの中から
寂しさや悲しさ 昔のいい思い出が出てきて
やるせなくなるじゃないですか
だから
怒りのフタをして 怒っていなければ
ふとした瞬間にフタが緩んで
涙が溢れて
寂しくて 悲しくて
堰き止めていたダムみたいに
感情が吹き出してくるのです。
だから
怒って 私だけのせいじゃ無い
と頭の中でぐるぐると
考えて いるのです。
もう考えたく無いのに
では
その怒りの感情をどのように
扱ってあげたら良いのでしょか？
それは
感じてあげる事しか無いのです。
裏腹な怒りではなく
寂しい気持ち
素直な気持ちを
感じてあげるのです。
すると
その人の事を嫌っていたのではなく
どうでもいい人ではなかったと
悲しみの奥にある
大きな愛に気がつくのです。
愛はとても大きいです。
愛は、とても暖かくて
あなたの冷たくなった心を包みこんでくれます。
しかし
この一連の感情の変化を
一人では
なかなか出来ないのです。
だから
聴いてくれる人がいるのですよ。
「幸せ堂」
カウンセリングルーム雅流望（ミナミ）
