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【寿命を最後まで生き切る】

≪コラム・ニュース

【今日一日】

田代まさしさんが逮捕されましたね。

ダルク(依存症更生施設)で活発的に活動されていて
世間でも注目され

セミナーや講演までしている講師なのに

5年も止めていても 
やっぱり
たった一度薬に手を出すと

逮捕されるまで薬に引き戻されるのですね。

ほんの少しだけ
上手に
なんて無いのですね。

アルコール、薬物、ギャンブルの依存の方がやめ続ける為には、本人の我慢だけではムリ

人は、人と関わる事でしか癒されないのかもしれません。

どんなに酷い依存症者でも
自助グループで
分かちあえる共同体があります。

ダルクも薬物依存者が辞め続ける為の共同体です。

依存と言う病気と付き合いながらも
死ぬまでやめ続ける。

寿命が尽きるまで生きる。

中には、やめ続ける事
30年の方もいらっしゃいます。 

やめてから30年も経った今でも
毎日おしげなく自助会に参加されているのは

何年やめ続けても
決して楽々生きているのでは無く

様々な事がある中で
時に手を出しそうになりながらも

「今日一日を積み重ねて生きているんだよ」
と言われます。

もしかしたら
私たちが生きているのも
今日一日、そして一日と

足踏みしながらも

時には休みながらも

生きていく そんな毎日の積み重ねの中の

今は
ほんの通過点なのかもしれません

【今日一日】

必ず訪れる死

それが、いつなのか
分からない寿命を生きている。

先日、母の49日の法要を終えました。

誤嚥性の肺炎(食べたり飲んだりしたものが気管を間違えて肺炎)になってから

起きれない
何も食べれない
水も飲んではいけない

「お腹が空いた」
「水飲みたい」と繰り返し

口を動かすけれど
声にならない

話せない中で 何ヶ月も耐えている姿に

生きるって 楽じゃないなぁ
生かされるって 辛いなぁと思いました。

麻痺が続き 高熱の中で 

なんのために生きなければならないのかと思う中で

それでも

寿命が尽きるまで一生懸命に生きてくれました。

そんな
母のお陰で 最後の最後まで
寄り添わさせてもらう
幸せを感じる事ができました。

何をしてもこれでいいと言う事は無く
きっと
後悔があるのかもしれませんが

母のお陰様で
親戚やご縁のある方々にお世話なりながら

今に至っています。

 時には、何年も折り合わない時もあったし
いい時ばかりでけでは無かったです。

母に寂しい思いもさせたし

そんな中で
今日一日 そして一日と母が
生きてくれたお陰だと
心から感謝してやみません。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

今日もあなたが精一杯生きてくれた事に
敬意を送られせください。

感情体感セラピスト 雅流望(ミナミ)

「幸せ堂」カウンセリングルーム雅流望(ミナミ)

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