「至福の癒しが 罪悪感に繋がる???」
先日「嵐の湯」に行ってきました。
嵐の湯は、敷き詰められた天然鉱石の玉砂利の中に寝転んで身を埋める
岩盤浴でもなく サウナでもない温泉ですが
静かに流れる音楽を聴きながら過ごす時間は、も〜ぉ〜最高 !
至福のひと時なんです。
そんな中で
あ〜これが、【罪悪感】だ〜って
笑えたのでちょっと書きます。
玉砂利の中で、大量に流れる汗を感じながら
自分の呼吸と微かに聴こえる音楽を聴きながら
「あ〜〜〜〜幸せだ〜」と思って居たのに。。。。。。。。
ある方が、
手足を大きく動かしながら
玉砂利をガラガラ〜〜〜ジャラジャラ〜
とずっと音を立てているのです。
私は、身を起こして
誰が、その音を立てているのかって確認したくなって
見ると 斜め前に寝ている 女性で
ずっと手足を動かしているのです。
最初は、気にしないでおこうと思って
目をつぶるのですが
いつまでもガラガラ〜〜〜ジャラジャラ〜
と音を立てているので
段々腹が立ってきて
「も〜止めてくれないかな〜。迷惑なんですけど・・・。静かにしてください。あなた一人の空間じゃないんです。」と
言いませんが(笑)
心の呟きが、だんだん大きくなって
もう一度頭を持ちあげてその人を見たのです
その方は、止める気配もなく ガラガラ〜〜〜ジャラジャラ〜
「無心になろう。 気にしない。気にしない。」と
心で呟きながら我慢して寝ていると
その人がいつの間にか出て行ったのです。
「はぁ〜静かになった。。。」
ほっ。
しかし
休憩室で、「この人かな〜 どの人だったかな〜」と
周りを気にしている私が、居ました。
休憩をはさんで
またその人と一緒に入りたくなかったのです。
結局 どの人かも特定できず
そのガラガラ〜〜〜ジャラジャラ〜は無くなったのですが
ここからが私の罪悪感です。
玉砂利の上を歩く時
玉砂利の中に身を埋める時
玉砂利をお腹にすくって上げる時
お腹の玉砂利が落ちる時
室内のドアを開ける時 閉める時
私が、動くたびに出してしまう音が
気になって 気になって
「あっ! しまった!! そ〜っと ヤバい! わっ! 静かに 」と
人を恨んだ分 自分が、自分が自分の首を絞める結果に。
これが、「罪悪感」なんだよな〜って (笑)。
誰かを、罰した分自動的に自分が罰せられる。不思議ですね〜(笑)
それで、よくあるのが
子供の頃に親に虐待されて 我慢してきた人が
自分の子育ての時に
子供を叱れない 子供とどのように関わったらいいのか分からなくなるのも
「罪悪感」なんです。
それで そんな苦しさからどのように抜け出したらいいかって話ですが
私たち人間は完璧じゃないから
間違いもあるし、人の事を思いやれない時もある
だから 上手くいかないとか
自分が至らない事もしょうがないこと
それはお互い様。
散々 苦しんで来た人には
腑に落ちない事かもしれないけど
ほんと。。。とほほ。。。私なんかも 人にたくさん迷惑を掛けながらいます
人を傷つける事もあるし 後悔して自分を責めても また迷惑掛ける事もある
それでも生きて許されて支えられて
いるんだな〜って
感謝で生きるしかないよな〜って話です。
それでも
分かっちゃいるけど
ガラガラ〜〜〜ジャラジャラ〜って音にイライラするんですよ〜(笑)
6月11日火曜日は
こころ講座です。
テーマ「ハイヤーセルフ」どなた様も
お気楽にご参加ください。
難しい心理学と言うよりも 皆さんと楽しくやっています。
カウンセリングルーム雅流望(ミナミ)