家族が大嫌いで
家に居るのが嫌で
ビジネスホテルに泊まっていたAさん女性
しかし
ホテルで泣いていました。
ぐったりとロレツが回らない
声で
私に電話をくださいました。
そして
翌日、母親と共にセッションに来てくださいました。
最初は、歩くのもやっとで
やっと話す感じだったのですが
書いて来た手紙
を読んでくれました。
ずーっと
辛かった事
ずーっと苦しかった事
誰にも分かってもらえない事
今も苦しくて
もう死にたいと
そして
私に
家を出た方がいいのか?
家を出ずにいればいいのか?
どう生きたらいいのか?
教えてくださいと
手紙は
締めくくられていました。
私は
答えました。
誰にも分かってもらえないと
思う気持ちの中では
家にいても、1人で暮らしても
その辛さは変わらない
この世の中のたった1人
自分だけは自分を分かってあげずに
自分を責めていては
どこに行っても苦しい
だから
家を出てホテルに着いた時は
ホッとしたけれど
時間が経って
やっぱり苦しくて寂しくて
泣いていたのではないですか?と
だから
自分の身体を撫でてください
自分の身体を温めてくださいと
最初は
自分の身体に触っても
何も感じないと言っていたAさんでしたが
だんだんと
自分の腕肩を撫でくれたので
私から
声を掛けました。
ずーっと
家族の中で苦しかったけど
この自分の身体だけは
分かっていたよ
寂しくて1人で
ホテルにいる時も側に居たよ
寂しかったね。
辛かったね。と声を掛けると
ポロポロ
泣きながら
一生懸命に身体を撫でくれたので
私とお母さんも両脇に行き
Aさんを撫で
辛かったね。
寂しかったね。
怖かったね。
と声を掛けながら
私はAさんに
本物の感情を言ってもらいました。
すると
Aさんの感情が更に溢れて来て
お母さんは娘さんをしっかりと抱きしめて
ごめんね。
辛かったね。
気が付かなくてごめんね。
分かってあげられなくてごめんね。
ずーっと 我慢していたんだね。
と娘さんを抱きしめて撫でながら
私もAさんを撫でて
Aさんに
本物の感情
を更に他にも
言ってもらいました。
言葉にならない様な
ガクガクした
振り絞る様な声でしたが
本物の感情です
本物の感情を言葉に出すと気持ちが
変わります。
そして
私とお母さんで
しっかりと
辛かった事
悲しかった事
寂しかった事を
認めてAさんを抱きしめました。
Aさんの身体は
だんだん
柔らかく暖かくなっていきました。
そして
最後は
お母さんと旅行の計画を
立てる事になりました。
行きたい場所も決まりました。
帰りに本屋さんに寄って
行き先の本を買う事を
お母さんも考えていたし
Aさんも同じ事を考えていたと
笑顔が出て来て
キラキラした瞳で帰っていかれました。
偽物の感情は
イライラ ・ 自己卑下 ・ 劣等感 ・ 傷心 ・ ライバル意識 ・ 罪悪感 ・ 混乱 ・ 憂鬱 ・ 闘争心 ・ 片意地 ・ 優越感 ・ 恨み ・ 不安 ・ 疑い ・ キレる ・ 孤独感 ・ かんしゃく ・ 虚しさ ・ 焦り ・ 落胆 ・ 緊張感 ・ 嫌悪感 ・ 心配 ・ 憐れみ ・ 疲労感 ・ 絶望感 ・ 恋慕 ・ 不全感 ・ 義務感 ・恥辱 ・ 拒絶感 ・ 同情心 ・ 使命感 ・ 敗北感 ・ 後悔 ・ 猜疑心 ・ 絶望 ・ 非難 ・ 批判 ・ 見捨てられた気持
本物の感情に寄り添える事ができると気持ちがスッキリとします。