【なんにも して あげられなかった と言う後悔】
後になって振り返ると
「あの時 なんにも して あげられなかった」と 悔むことがあります。
私も、子育てや仕事、家庭の事で
精一杯だった時に
自分のイライラを、子供にぶつけてしまった事もありますし
自分が、上手くいかない事の原因を
人のせいにしたこともあります。
今になって 後悔することがたくさんあります。
「なんにも して あげられなかった」と言う 後悔は、辛いですね。
タイムマシーンがあったら
やり直したいこと たくさんあるかもしれません。
しかし、その火中にある時に 気付けたか?と言うと
その時は、精一杯でした。
むしろ。それ以上は、考えられないくらい精一杯でした。
例え、それは違うよ!とアドバイスされても
「そんな事は、ムリだ!」と逆切れしてしまったと思います。
だから、もしも
タイムマシーンに乗って 修正したくても
出来ないのかもしれません。
しかし、その後悔があるのなら
やはり今を 後悔の渦で沈めてしまうのではなく
これからの生き方に変えて行くしかないのだと思います。
思い返すと
私が苦しかった時に 少し でも影響を与えてくれた事は
同じ様に似た人生を歩んできた
他人の背中だったように感じます。
「あの時は」で始まる「 苦しい中で 下した決断」「歩んできた道のり」
そして
「今」
失敗だったことも 成功だったことも
人生の先輩からの昔し話は
スッと抵抗なく入って来た
教えでした。
「なんにも して あげられなかった」後悔 からの 人生に 意味があるのかもしれません。
教科書に書いてある一般的な教えや 正しい道徳は
反発が生れますが
心からの後悔 地をはうような苦しみ と 結果は、
人の心に響きます。
「なんにも して あげられなかった」想いは、無駄ではありません。
その時は、その時で 仕方なかった。
その時は、その時で 精一杯だった。
そして、その後悔も無駄ではない。
お墓参りの時期ですね
少しでも ご先祖様に 嬉しい
話を聴かせてあげられますように
「幸せ堂」カウンセリングルーム雅流望(ミナミ)