今回のテーマは…「自分を知る」です。
あなたは「自分」を知っていますか?
こう問いかけられると、抽象的でわかりにくいかもしれません。
一緒にワークをしながら考えてみましょう!
ワーク1:自分のことを思いつくだけ書いてください。
…どうでしょうか?
明るい性格、声が大きい、隠し事ができない…などが挙げられたのではないでしょうか?
もう少し詳しく掘り下げてみましょう!
ワーク2:自分の変化を知る。
ここからは自分の変化を振り返ってみましょう。
下の表に小学校入学前から現在までの「自分」について、書き出してみてください。

どうでしょうか?
Aさんは
・百ます計算が得意で、先生に「速いね!」と褒められた
・いつも明るく遊びに誘ってくれる友達が好きだった
・生徒会で副会長をやるくらいハキハキしていた
・コロコロ態度を変える人が嫌いだった
Bさんは
・絵を描くのが好きだった
・デザインの仕事が好きで、コンテストで入賞した
・的確に指示を出してくれる上司が好き
Cさんは
・活発な性格で人前で踊ることが好きだった
・ダンサーの〇〇さんに憧れていた
・高校生の時に古典の授業で先生に褒められた
など、そういえば!そうだった!と様々なことを書き出せたのではないでしょうか?
ジョハリの窓
ここからは上の表に書き出したことを、 ジョハリの窓に当てはめてみましょう。
※ジョハリの窓とは… 自己分析の時に使用する心理学モデルのひとつ
①開かれた窓・②見えない窓・③隠された窓・④未知の窓のスペースに、書き出したことをそれぞれ分類してみてください。

分類できましたか?
ここで大切なことは、「①開かれた窓(赤い枠)」を広くしていくことです。
それは、自己評価だけではできません。
フィードバックと自己開示が必要なのです。
小学生の時に、「友達の良いところを見つけよう!私の良いところはここ!」と見つけたり発表する宿題がありませんでしたか?
それも同じことです。
①開かれた窓(赤い枠)を広げるためには… ”人と出会うこと”
人と出会うことで怖いと思うこともあるかもしれません。
ですが、自分の見ているものと、他人のフィルターを通して見てもらう自分は違います。
人と出会うことで、結果として
● 自分のパターン(性質や特性)を知る
● 気づき(生きやすさ)
につながってきます。
①開かれた窓(赤い枠)が広くなればなるほど
自分を知ることができ、相手からも承認して(そういう人だからねと受け入れて)もらいやすくなります。
そうすることで、自分らしく 生きることができるようになりますよ。
