「あの時、あんなことをしなければよかった」
何年も前のことなのに、
ふとした時に思い出してしまうことはありませんか?
もう終わったこと。
今さらどうすることもできない。
頭ではわかっているのに、
思い出すたびに胸が苦しくなったり、
「あの時の自分」を責めてしまったり…。
8月のグループワークセラピーでは、
そんな長い間残っていた「後悔」をテーマにしたワークがありました。
主役をされた方は、
子どもの頃、兄弟や従兄弟にしてしまったことを、
大人になった今でも後悔されていました。
「あんなことをしなければよかった」
その記憶が、ずっと心の中に残っていたそうです。
今回のワークで大切にしたのは、
過去をなかったことにすることでも、
「もう気にしなくていい」と言い聞かせることでもありません。
「あの時、もし今の自分だったら、
どんなふうに相手と関わるだろう?」
それを、実際に人とのやり取りの中で体感していただきました。
そこでその方が気づかれたのは、
「今の自分は、もう相手に優しくできる自分になっている」
ということでした。
そして、ワークから一週間ほど経って、
その後の気持ちをお聞きした時です。
返ってきた言葉に、私は驚きました。
「そういえば、どんなワークだったっけ?と一瞬なりました。」
あれほど何度も思い出して、
後悔と一緒に抱えていた出来事だったのに…。
「ああ、そういえば、そんなこともあったよな」
そんなふうに、
少し離れたところから過去を見ているような感覚になったそうです。
そして、
「過去の暴力をふるった自分は、もう終わったことでした」
「過去をちゃんと供養できたかなと思いました」
と話してくださいました。
私は、この「供養できた」という言葉が、
とても心に残りました。
過去の出来事そのものは変えられません。
けれど、
「あんなことをした私はダメだ」
と、何年も自分を責め続けなくてもいいのかもしれません。
あの時の自分と、
今の自分は違う。
今の私なら、
違う関わり方ができる。
それを頭で考えるだけではなく、
人との関わりの中で実際に感じてみる。
そこが、
私がグループワークセラピーで大切にしているところです。
「もう終わったことなのに、なぜか忘れられない」
「許したいのに、許せない人がいる」
「昔の自分を、今でも責めている」
「頭ではわかっているのに、気持ちがついてこない」
そんな心の中に残っているものがある方にも、
一度、このグループワークを体験していただけたらと思っています。
そして、グループワークは、
必ず自分が主役になるわけではありません。
誰かのワークを見たり、
その中で一つの役を体験したりすることが、
自分自身の心と重なることもあります。
「人前で自分のことを話すのはちょっと怖いな…」
そんな方は、
最初はそこにいるだけでも大丈夫です。
次回は、
🌿9月27日(日)
「毎月少しずつこころが軽くなるグループワークセラピー」
を開催します。
「どんなことをするんだろう?」
「私の悩みでも参加していいのかな?」
そんなところからでも大丈夫です😊
過去を無理に忘れるのではなく、
過去に縛られ続けない「今の自分」へ。
一緒に体感してみませんか?
幸せ堂 雅流望(ミナミ)