身近なテーマを、簡単にわかりやすくお話するコラムがスタート!
ちょっと役に立つこと・ヒントになるお話などをお送りします!
今回のテーマは…「我慢」です。
あなたは、我慢している事はありますか?
子供の時は「あれがしたい!」「これが欲しい」と言っていたけれど
それが我慢できるようになると、周りの人から褒められ「大人になったね」と言われた経験はありませんか?
私たちは
我慢できない=子供
我慢できる=大人
と教えられ、育ってきました。
そうやって我慢してきた中で
「嫌だな〜」と思っても、我慢する事で得られることもあったと思います。
例えば
- その場の空気が読めるようになった
- 怒られないで済んだ
- 嫌われないで済んだ とか
でも逆に、損したこともたくさんあるのではないでしょうか?
例えば
- 自分を優先してもらえなかった
- 欲しいものを買ってもらえなかった
- 行きたいところに行けなかった とか
そしてそこには、”ズルいと感じる感情・許せない気持ち”があるのではないでしょうか。
あなたは、自分がどうしたいのかを知っていますか?
ずっと我慢をして周りの人や他人に合わせて生きてくると、自分がどうしたいのか分からなくなります。
”我慢できる=いい子”として大人になっていく過程で、表面ではいい顔をしているけれど
「あいつは我慢していないのにズルい、羨ましい」と
自分の心の中では、恨みや妬みを持つ嫌な自分を作ってしまっているのです。
どうでしょうか?
「そんな自分嫌だ〜!!」となりますよね…。
じゃあどうしたらいいの?
というと、まずは自分がどうしてきたかを「人生リスト」を作成して振り返ってみましょう!
これから先の人生リスト
埋められましたか?
それでは、次はいったんリストを横に置いて、ワークをしてみます。
罪悪感を手放すワーク
【NOというワーク】
下の質問を、実際の上司や先輩・先生から言われていると仮定してNOと声に出して答えてみてください。
- この仕事お願いできる?
- これも追加でやって欲しいんだけど
- この片付けをしてくれる?
どうですか?
悪い人に思われたくない、良い人でいたいという自分の無意識に気づきます。
でも、はっきりすぐNOというのは難しい時もありますよね。
そんな時は
「お願い・助けて」を使ってみましょう!
- 半分だけお願いしてもいいですか?
- ここまではやるので、ここからはお願いします
こうすると少し楽になりませんか?
我慢できるのが良い・我慢しないのが悪いというわけではないのです。
先ほどの人生リストに戻ると…
やりたいこと・諦められないことが色々出てきたと思います。
本当は自分がどうしたいのか、罪悪感を手放して、やっても良いんだよ
ということを知ることが大切なのです。
大人になった今は、我慢(罪悪感)を手放して、必要な忍耐(こころの筋肉)をつけていきましょう!