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こころ講座 2.「ゆるし」

≪こころ講座アーカイブ

今回のテーマは…「ゆるし」です。 

あなたは、相手をゆるしたい、ゆるせない、ゆるさなければ、ゆるしたくない…
という気持ちになったことはありますか? 

ゆるしたくないのは、「だって〇〇なんだもん」と思っている気持ちがどこかにあるのかもしれません。
相手をゆるしたいのにゆるせなくて、ゆるせない自分が嫌だと自分を責めていませんか。
「だって怠けているんだもん」「だって遊んでいるんだもん」と「だって」だらけです。

この”ゆるし”という言葉の中には、良い人になりたい・表面的に良い人でいたいといった自分が存在します。

お釈迦さまのように人を許せる人は良い人、ゆるせない人はダメな人と思っているのではないでしょうか?
相手に対する不満や恨み、怒りも募っていきます。
もしかしたら、ゆるしたいという反面、この自分の怒りや恨みは相手が悪いんだから当然と思っていませんか?

「だって怠けているんだもん」「だって遊んでいるんだもん」
自分の中にある理解できない相手の不満や納得できないことを主張するだけでは、相手をゆるすことはできません。
怒りは募るばかりです。

自分の中で大切にしているルールを、相手が守らないのがゆるせません。

学校や会社を休んではいけないと思って、ずっと頑張ってきたけれど
実はあなたも少し休みたい時があったのではないですか?

絶対にしてはならないと教えられ守ってきた事で苦しんできたのではないですか?

それをゆるしてあげましょう。
たまにはあなたも休んでもいいじゃないですか!
好きなことをして遊んでみてください!

そしたらいつの間にか、相手のこともゆるしている自分に気づくのかもしれません。

自分にゆるせないもの=相手にもゆるせない
自分が許可しているもの=相手にも許可できる
内なるモノと外なるモノは同じなのです。