昔し私が、苦しかった時に思っていた事
「全く良くならない」でした。
自営の仕事は、忙しく 子供たちのおねしょ 夜泣き 授乳 家事
姑と全く織が合わず 夫はお酒を飲んで早く寝てしまう
どこにも気持ちの休まることが無くて
イライラが止まらず。
どうしたらこのイライラが止まるのだろうと苦しんでいました。
そして、心療内科の薬を飲んでいましたが
気持ちが楽になる事は、ありませんでした。
「全然効かない」「全く良くならない」
眠剤を飲んでもぴったり2時間で目が覚め
口の中は、苦く
お酒と精神薬
１年中風邪が治らなかったので
風邪薬も飲んでいました。
「全然効かない」「全く良くならない」って
薬も増やし お酒も飲んで
それでも
「全然効かない」「全く良くならない」って
7年間 そんなことをしていましたが
7年目に パッタリと
薬を止めました。
それから
もう20年くらい経ちますが
精神薬は、一切飲んでいません。
そしてアルコールも2年ですが 飲んでいません。
私は、「自分が変わらなきゃ」と言う言葉を
ずーっと勘違いしていたことに気が付いたのです。
苦しくて どうにもならなくて もういっぱい いっぱいなのに
イライラした自分を替えなきゃって
押さえつけて
グルグル巻きにして
イライラを止めなきゃ 自分が変わらなきゃ 良いお母さんにならなきゃ 良い嫁にならなきゃ
って思っていたのです。
その時は
「もう 無理休ませてください 出来ません 助けてください」と言える自分に変えるとは
全く気が付きませんでした。
そんな事は、絶対に出来ない事だって思って居たし。
それをしない為に 精神薬に頼ったのです
だから
もっと我慢できる自分にならなくちゃ
もっといい人にならなくちゃ
自分を変えなきゃ
このイライラさえ治れば
眠る事さえできればと
薬をどんどん増やして
大丈夫です。やれます。 頑張ります。って頑張ったけれど
イライラの我慢が出来なくて
良い人になれなくて
怒りがこみあげてきて
抑えようと
薬を飲めば飲むほど 体がだるくなって
だるくて動けなくなりました。
そして、「こんな役立たず 死んでしまった方が みんなが幸せになれる」
「私さえ居なくなれば」と
死ぬことばっかり考えていました。
すると、心療内科の先生が「薬を替えましょう。」
と薬を替えてくださるのですが
「全然効かない」「全く良くならない」と言う思いがつよくなり
どんどん 廃人のようになっていく自分が 惨めで 悔しくて
本当に死にたくなりました。
あるとき 納品先の工場の脇に川が流れていて
その川に 車ごと突っ込んで自殺した人を
探すために川の水を堰き止めて水位を下げ
引上げているらしく
ざわざわしていたのですが
私は、その亡骸の方がどうしても見たくて
納品なんてすぐに済んだのに
長い時間 お客さんの工場の窓ガラスから
観ていたのです。
工場では、従業員さんが
せっせと働いているにも関わらず
どうしても 見たかったのです。
今考えると
自分がどのように死のうかといつも考えていたのです
どんな風になるのか自分の姿と重ね合わせて
観たかったのだと思います。
その頃の私は、ビルの屋上から飛び降りた人が
いたと聞けばとにかくその現場を見に行ってました。
先生に「死に場所を 探す時がありますか？」と質問され
「はい」と答えると
先生は私の両手を 持ってみて
ダら～んとして 重い両手を見て
「気持ちが楽になって 前向きに動きたくなる点滴をしていきましょう。」と
奥の処置室ので
ベットの周りをぐるりと白いカーテンをして
点滴を受けていると さっきまで
動けなくて 体が重くて 起き上がれないくらいだったのに
気持ちがどんどん焦って来て
体がムズムズして どこか体をゆすっていないと
横になって寝ている事が出来ないのです。
気持ちがざわざわして いてもたってもいられないのです。
その時でした。
「私を 治せるのは、薬じゃない。 薬で気が狂ってしまう」って 思ったのです。
すぐさま 看護婦さんを呼んで
点滴を外してもらい 一人で 泣きながら運転して帰って来たのです。
家に帰り それまで
「これが無くなったらどうしよう」と大切にしてきた薬を全部捨てて
その日から精神薬は、飲んでいないのです。
まあ それから
心について勉強し始めて 今に至るのですが。
自分を知る事 そして 許す事。
今は、とても楽に生きています。
2018/1明日は、11日のお気楽セッションです。
テーマは「自分を知る事」１０：３０～１２：３０ １９：３０～２１：３０
22日は、お茶会１０：３０～１２：３０ １９：３０～２１：３０
24日は、秋の森林浴ＢＢＱin弥彦
10月６ 金沢プチ旅行
10月7日１dayグループセラピー
どうぞよろしくお願い致します。
カウンセリングルーム雅流望（ミナミ）
０９０－２１５０－５２８４
