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【少しずつ大切なものを失っていく時】

≪コラム・ニュース

月に2回東京に行くのですが、
その会場が、有楽町の四谷ビルになる時
いつも通る道に、自動販売機の立飲みのお店があります。

私が、通るのは、朝8時半と夕方6時半ですが、
いつもお客さんが、10人程度いて、立飲みしています。

そこを通ると感慨深いものがあります。

アルコールを毎日飲んでいると
酔う感覚を、もう少し、もう少しと求めてしまい
だんだん量が増えて行きます。

仕事が終わって、家に帰って飲むお酒の
なにが悪いのか?と
思うかもしれませんが

少しずつ、少しずつ量が増えて行くと
家族の目が気になり

言い訳する気持ちで、心の中で理由付けして
「こんなに大変な仕事しているんだぞ!」と怒りたくなったり
「ちゃんと、やるべきことをやっている」と開き直ったり

隠れて飲みたくなるものです。

でも、隠れて飲みだすと
同じ場所を通ると飲みたくなる。
同じ時間に飲みたくなる。
同じ状況についつい体と脳みそが反応して
我慢できなくなるのです。

仕事が終わり、家に帰る前に
立ち飲み屋で、飲みだすと癖になるのです。

朝から、少しだけ景気付けに。なんて一度飲んでしまうと
止まらなくなるんです。

それが、依存症です。

先日

「今、定職に就いておらず、ついつい昼間からお酒を飲んでしまう」と言う方が

「私は、依存症でしょうか?もしかしたら、まだ依存症ではないですか?」と
質問されましたが、

どうでしょう????

依存症って、どんなに酷い人でも
自分が、依存症だと自覚できなければ

どんどん深みにハマって行くのです。
職を失い、家族を失い、精神病院に入っても

自分が、どうにもならなくなっている事を自覚できなければ
どこまでも落ちて行きます。

止めようと思えば、1週間止められるから
依存症ではないとか

量を決めているから依存症ではないとか

強いお酒は、飲まないからいいとか

辛い仕事しているからしょうがないとか

自分を正当化しながら少しずつ少しずつ大切なものを
失っているのです。

どうか、少しでも早く救われます様にと
心から願います。
自分が、依存症だと認めたら
お酒を、一生止めるしかないのです。