私達は、大なり小なり「罪悪感」と言うものを持ち合わせているものです。
「こんな自分なんか・・・」「こんな自分じゃ・・・・」と
役に立てない自分、至らない自分、弱い自分、恥ずかしい自分を責めています。
自分を責めている程「私は、悪く無い、誰かが悪い!」と
罪悪感からくる怒りで相手を責めている。
罪の重さが重い程、誰かのせいにしたくなるのです。
「私だけが悪いわけじゃない」と思いたいのです。
家庭や職場の仲が悪ければ、悪いほどお互いが、お互いを責めている
被害者的怒りは、攻撃
「あなたのせいだ!」と
誰かのせいにしたいのです。
実際、確かに
あなた自身は、悪く無くて
相手が悪い場合も勿論承知していますが
お互いが
その最悪な事態を、
まさか自分が悪いだなんて思いたくないのです。
「お父さんの、稼ぎが無いから」とか「お母さんが、ヒステリーだから」とか「子供が言う事聞かないから」と
誰かのせいにしなければ、
そんな最悪な状態を
耐えられないのです。
負けず嫌いで頑固な人ほど
被害者的怒りと罪悪感からワーカーホーリックになったり
被害者的怒りと罪悪感から引きこもったりと
被害者的感情(攻撃)と罪悪感から来る反抗(攻撃)の対決です。
誰も分かってくれない
誰も助けてくれないと更に周囲に対する恨み(攻撃)を増していきます。
壁をつくるのです。
壁はある意味攻撃なのです。
誰かを犯人にしていれば、一時的に少しはらくでいられるのですが
相手を責めているうちは、
お互いが幸せになる事はありません
そもそも家庭不和の原因は、たった一人のせいではないのです。
「○○の××さえ直れば」と
被害者意識で相手の罪悪感を煽れば煽るほど抵抗を受けるのです。
では、どうしたらお互いの感情を煽らずに家庭が円満になれるのか?
それは
ただ一つ「感謝」しかないのです。
こんなに苦しめられて「感謝」なんて考えられません
しかし
怒りを手放す為には、「感謝」しかないのです。
頭では、分かっていても感情が許さないのです。
どんなに小さな事でも「感謝」にして集めるしかないのです。
相手をゆるす為には、自分が変わって行くしかないのです。
自分から折れる(変わる)しかないのです。
なぜなら、ここまで文章を読み進めたあなただから
あなたしか変わる事が出来ないのだから
振り上げた剣を振りかざしたままでは、自分の感情は癒せないのです。
変われるのは、あなたなのです。
一度その怒りをぶちまけてみませんか?
もう一人で抱えるのは辛すぎます。
感謝なんて出来ないのです。その怒りを手放さない限り。そこに寄り添います。
4月23日(日)1day心理ワークに参加してみてください。
一緒にあなたの心を癒していきましょう。