【中途半端でもいいかなぁ~!】

≪コラム

【中途半端でもいいと、、、言う人この指とぉ〜まれ!】

気がつけば、59歳。
3人の息子たちは自立し、それぞれ家庭をもち、可愛い孫も生まれました。
今は、夫と犬一匹との静かな暮らし。

念願の一戸建てに住み、みんなが気楽に集まれる居場所をつくること。
それが、私のずっと思い描いてきた夢でした。

さらに、もう一つ。
全国からお声がかかって、飛行機で移動して、
豪華なホテルの会議室で「感情体感ストーリーセラピー」を開催する。
そんな華やかな夢も、心の奥に大切に抱いてきました。

振り返ってみれば――
「みんなが気楽に笑顔で集まれる場所をつくりたい」
「羽を休めて、希望を持って、また巣立っていける場所」
「お嫁さんや子どもたちが、自然体で気兼ねなく過ごせる居場所」

そんな願いは、すでに叶っていたのかもしれません。

先日のお茶会には、昼間10人、夜は7人の方が来てくれました。
来週からは、三男たち親子が夕飯を共に食べに来てくれる予定。
ゴールデンウィークには、東京にいる次男が2週間の帰省予定。
長男夫婦も、休みのたびに立ち寄ってくれます。

夫と2人きりだった家が、時々一気ににぎやかになる――
それは、私が心から願っていた幸せのかたち。

そして、5月25日の「感情体感ストーリーセラピー」には、すでに8名の参加希望者が。
(※まだまだ募集中です!)

…でも、その中で、なぜか心がざわつく日もあります。

「月商500万円達成!」「成功者の食事会」「夢を叶えました!」
起業塾の仲間たちの投稿を見ながら、
私は今日も、家事と仕事と学びと用事に追われて――

「なにもできていない気がする…」と、感じてしまうこともあるのです。

睡眠時間を削って、毎日忙しいはずなのに、
“成果”と呼べるものが自分の中では見えてこなくて。
SNSを開いて、つい人と比べてしまい、落ち込む日もあります。

でも、ようやく最近、思えるようになってきました。

仕事も、家庭も、家族も、仲間も――どれも大切。
どれか一つに絞るなんて、できない。

セラピーの現場で私は、何度も目にしてきました。
多くの人の、心の奥にある深い寂しさや傷は、
「子どもの頃、親が忙しくてかまってもらえなかった」
「甘えられなかった」「認めてもらえなかった」――
そんな幼い日の“時間”から生まれていることを。

だから私は、家族や犬や夫を“あと回し”にはできません。
テレビを一緒に見て、くだらないことで笑い合う。
そんな、意味のないように見える時間の中にこそ、
本当に心が満たされる“愛”があることを、私は誰よりも知っているのです。

…とはいえ、
そんな自分を「中途半端だな」と思ってしまう日もあります。
ブレてしまうこともあります。

でも最近、あることをきっかけに――
「それでもいい」って思える自分がいます。

もしかしたら――
これこそが、私が求めていた“究極の夢”だったのかもしれない。

この夢の中で、
衰えていく体力とも上手に付き合いながら、
大切な家族を支え、82歳の母の力になりながら。

毎月22日のお茶会を開き、
年に数回の「感情体感ストーリーセラピー」も丁寧に届け、
個別カウンセリングでは一人ひとりの心に本気で向き合っていく――。

この“中途半端”とも思える日々の中にこそ、
**「大きくて深い、私だけの愛」がある!**と、今は信じられます。

焦らなくていい。
比べなくていい。
立ち止まっても、いい。

なぜなら――

私の代わりは、誰にもできないから。
私は、「本当に大切なもの」を大事にして生きているから。

ここまで読んでくださったあなたへ。
心から、ありがとうを伝えたいです。

そして、こんな中途半端で、でも大きな愛を抱いて生きている私でもいいよ、って
感じてくださるあなたと、
これからも“本当の気持ち”でつながっていけたら、
とても嬉しいです。

「幸せ堂」雅流望(ミナミ)


WEB体験会で私の深い自己紹介をします。
是非です!
感情体感ストーリーセラピーの会場参加もお待ちしています。